人生は短い
社会人になって強く感じることは、時間の使い方が大事だということである。
ただし、時間の使い方といっても、1人暮らしになって云々の話ではない。
自由度が上がり、そして、平日の時間が減る分
何に自分の時間を使うのかしっかり意識しないと、すぐに年を取ってしまうと感じたのである。
学生の時間と社会人の時間
学生時代との大きな違いは、目標のあるなしだと感じるのである。
日本の教育は基本的に誰かが体系的にレールを敷いて、それに従って学生は勉強するというスタイル。
つまり、何をすべきかという事をそこまで意識しなくても正しい方向性の勉強ができた。
しかし、社会(もしくは研究でもそうだが)に出ると、突然大海原に放り投げられたような錯覚に陥る。
何を勉強すべきか、仕事として何をやっていくべきか、何がネックになって日々の悩みが生じているのかなど変数が突然増えるのである。
夢の大切さ
夢を持ちなさいと言われたことがある人は多いと思う。
「そんなこと言われても…」と思考を放棄するか、「~になりたい」と言っても否定されるのが落ちである。
ところが、大人になってからヒシヒシと夢の大切さや意味を感じるようになった。
夢というのは、言い換えれば、自分のロールモデルを探したり、自分の学習の方向性が正しいかを見定める羅針盤のようなもの
例えば、「結婚して幸せな家庭を築きたい」という夢があれば、
・結婚して幸せな人に話を聞く
・結婚する以前に、結婚相手を探す方法
・幸せの定義について哲学的に考えてみる
・家族を養うためのお金の知識と、公務員になるなどの職業目標
という学習プロセスが考えられるだろう。
もしくは、どういう人がタイプだからそういう人に気に入られようと見た目や行動に気を遣うかもしれない。
「一流と呼ばれるビジネスマンになる」という夢なら、
・セミナーを探す
・社長に話を聞く
・ビジネスマンにふさわしいマナーや服装をしてみる
・憧れの人を探す
などになるだろうか。
夢は、人生の原動力であり、自分の方向性を見定める重要なテーマである。
この夢の力を適切に使いこなせば、様々な不安から身を守ることができるのではないだろうか。
(ところで、
こどもと夢を語り合うときは、夢を否定・批判するのではなく、”夢をブラッシュアップ”するようにしてあげるのが
良い親なのかもしれないと考える。)
まとめ
誰もが活躍できる現代日本において人生とは、自分なりの幸せと楽しいことを追求することにあると考える。
人生の大半を捧げる会社員の場合、限られた時間という資源を自分のために効率的に使う工夫をすべきだろう。
その指針となるべき”夢”を持つことが大事なのではないだろうか。
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