運転教習 – ドイツ駐在日誌 #4

ドイツ駐在日誌

優先ルールが優先

運転練習

本日は、会社の運転教習。
自動車教習所のおじさんが教えてくれた。

自動車教習所は、ドイツ語でFahrshule。運転+学校なので、そのままの意味だ。ちょっとづつ単語を覚えていくにつれ熟語を見るとなんとなく意味が分かる時がある。見慣れない単語に出くわしても、切れ目を探して熟語を疑うようになってきた。

まずは、座学で交通の優先ルールを学ぶ。つまり、交差点に差し掛かったら減速すべきか、気にせず走行できるかのルールである。
優先ルールには、4つのランクがあって

  1. 警察官
  2. 信号
  3. 優先指示標識
  4. 右方優先(Rechts vor Links)

である。

詳しくは、こちらのサイトが分かりやすい。
◆デュッセルネット◆ 運転・車⇒ドイツでの運転 (duesselnet.com)
(55) Wichtige Verkehrsregeln in Deutschland – YouTube

路上駐車も多く、優先ルールを反芻しながらの運転だと、どうしても速度を落としたくなるが
市街地は50km、郊外は100kmを目指して加速しないと、後続車がイライラし始める。
ちなみに先生曰く「ドイツ人は、ハンドルを握ると狂人になる。」らしい。
大阪市街・名古屋で路上教習するとこんな感じかもしれない。
ちなみに、関西経験のある日本人がそのFahrshuleをよく利用するらしく、先生がドイツの道を「大阪と同等かそれ以上に危険」と表現していた。

路上では、小さな横道が出現するたびに、先生から「次の交差点は?」「優先は?」「制限速度は?」と聞かれ
こちらが優先なのにうっかり減速しそうになると、「こっちが優先だぜ、速度を落とすなよ!」。
右方にある小道を徐行でスルーしようとしたら、「ちょっと待て!」とブレーキ。
ヘトヘト。

明日も引き続き教習を受け、アウトバーンと市街地走行の練習をしたら、晴れて社用車に乗ることができる。

はみだし

時差の影響か入眠時間の影響か、朝4時に勝手に目覚めてしまう。外は真っ暗だし、かといってすぐに目が冴えて二度寝もできない。冬時間前で8時頃まで太陽が昇らないので散歩する気にもなれず、書き物をしたり本を読んだり勉強したり、なんやかんや暇つぶしをしている。

正式なアパート契約したら、日の出を再現する目覚ましを買おうかしら。

2022.10.24 (Mon.)

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